映画と本と言葉たち

観た映画や読んだ本についての一人よがりの感想などを、勝手気ままに綴っています。

2019-06-06から1日間の記事一覧

女たちのジハード(篠田節子)

1997年の直木賞受賞作品、篠田節子の「女たちのジハード」を読んだ。 読み始めてすぐ、目の前に現れたのは、90年代のバブルが弾けた頃のOLたち。OLという言葉だけで、すでに時代が透けて見えるようだ。そうか、20年も前の話なんだな、と感じたときは、ほんの…