映画と本と言葉たち

観た映画や読んだ本についての一人よがりの感想などを、勝手気ままに綴っています。

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

アカペラ (山本文緒)

山本文緒の「アカペラ」を読んだ。 表題作を含む中編三作品が収められていて、どれもとても面白かった。 小説を読んだ後、感想をきちんと言葉で表現するのはなかなか難しい。「面白かった」だけで伝わることがあるとしたら、この人は退屈せずに楽しく読んだ…

ワンダー 君は太陽

2018年公開のアメリカ映画「ワンダー 君は太陽」を観た。 子どもが中心の物語なのだけれど、子どもたちに起こる出来事やその生活を通して、大人、子どもという言葉ではくくれない「人」そのものが描かれていたように思う。 日頃、人はみなそれぞれで、一人一…