映画と本と言葉たち

観た映画や読んだ本についての一人よがりの感想などを、勝手気ままに綴っています。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ギルバートグレイプ

レオナルド・ディカプリオとジョニー・デップが共演した1993年のアメリカ映画「ギルバートグレイプ」を観た。 タイトルに覚えがあり、昔、と言えるくらい以前に誰かが見るべき映画だと言っていたのを思い出してかりてきた。特に配役情報など気にせず見始めた…

ブルージャスミン

2013年のウディ・アレン監督のアメリカ映画「ブルージャスミン」を観た。 主人公は、ジャスミンに違いないのだけれど、ジャスミンとその妹、の二人の対比がとても色濃く、妹もまた主人公だった気がする。 着るもの食べるもの使うもの、すべて高級品に囲まれ…

キッチン (吉本ばなな)

図書館に行く時間が取れず、少ない手持ちの文庫本の中から、吉本ばななの「キッチン」を選んで読んだ。20年以上前に購入した本で、その当時一度読んだきりではないかと思うのだが、読み始めるとまるで昨日読み終えたばかりかのように、次々と既知の文章が現…

ナミヤ雑貨店の奇蹟

2017年公開の映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟 」を観た。 この作品では手紙が大切なモチーフになっていて、32年という時空を越えて手紙のやり取りが行われる。 そして、そのやり取りには2つのパターンがあり、過去から来た悩み相談の手紙に対して、その32年後を生…

たった一人のオリンピック (山際淳司) ~NHKラジオ文芸館~

最近は落ち着いて本を読む時間が取れなかったこともあり、今夜のNHKラジオの、「ラジオ文芸館」を楽しみにしていた。 読まれたのは山際淳司作「たった一人のオリンピック」 最初に、この作品がノンフィクションであることが告げられた。つまり実話で、タイト…