映画と本と言葉たち

観た映画や読んだ本についての一人よがりの感想などを、勝手気ままに綴っています。

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

神様 (川上弘美)

川上弘美の短編集「神様」を文庫本で読んだ。 何年も前に、作家の保坂和志氏が「川上弘美の真鶴を読め」と、どこかで発言していたのを見て、真鶴をはじめ、彼女の作品ばかりをある時期読み続けたことがある。何作読んだかは覚えていないけれど、「神様」は今…

キツツキと雨

2012年公開の映画「キツツキと雨」を観た。主演は役所広司と小栗旬。 映画を撮るなどということは、一般人にとっては間違いなく非日常だけれど、映画監督や映画制作を仕事にしている人にとっては日常でもあるだろう。誰かの日常がほかの誰かにとっては非日常…