映画と本と言葉たち

観た映画や読んだ本についての一人よがりの感想などを、勝手気ままに綴っています。

2018-11-27から1日間の記事一覧

女中譚 (中島京子)

「ヒモの手紙」「すみの話」「文士のはなし」の三つの短編が収められた本で、どれも、すみという名のばあさんの語りであり、そのばあさんの若いころの話だった。満州事変、戒厳令、戦争、昭和、といった言葉が当たり前のように出てきて、そう遠くないように…