映画と本と言葉たち

観た映画や読んだ本についての一人よがりの感想などを、勝手気ままに綴っています。

8月の家族たち

最近、よくツタヤに行ってDVDを借りて観ているので、何を観たかの記録も兼ねて感想なども書いておくことにした。
今日観たのは、メリルストリープとジュリアロバーツが共演した「8月の家族たち」
何か笑えるものが観たいと思い「コメディ」の棚から選んだのだが、笑えるような感じではなく、むしろシリアスな内容だったように思う。しかしDVDのケースに貼られたシールにも、タイトルの上に小さく「コメディ」と記されていた。
私の見方が一般的でないのだろうか。
印象に残ったセリフが2つある。
家族のことを「たかが人間でしょ。無作為に選ばれた細胞の遺伝子で偶然繋がっているだけ」と言ったのと、「生きてりゃ追い込まれることってある」
血が繋がっているから許せることもあれば、血が繋がっているからこそ許せないこともある。後者の場合、細胞の遺伝子で偶然繋がっているだけだと思えば、少しは気が楽になるかもしれない。